普通はいやです。オリジナルや個性をネット以外で探して魅力を作る読書【レビュー】

ブックレビュー

私は読書が苦手です。活字を追っている集中力がすぐに途切れてしまうんですよね。

それでも、本業がセラピストなので健康関連の書籍や流行のセルフケア本はざっと平積みを眺めたりしています。

 

手持ちの本は、離婚したときよりも少しずつ増えていて(汗)35歳を越えてから、今まで読まなかったビジネス書も読むようになりました。

未来型の竹川師匠は「アラフォー女子が東洋経済読んでるって最高のシュチュエーションだよ」と成田空港のラウンジでニコニコしておりましたとも。

 

マンガと健康本と同人誌と趣向が偏っている私が、最近読んで良かった本を残しておこうと思いました。

普段、本を読まない独身女性の方に「こんな本もあるのね」と気付いてもらえたら嬉しいです。

副業への考え方やビジネスマインドに関しても感銘を受けた本を、一冊ご紹介します。

イクミ
この記事はいま執筆中です!完成までお待ちくださいませ!

エモーショナルな夢やロマンが大事!オリジナルシンキングを読んだ感想

人を動かすのは倫理でも道徳でもない

イオンにある本屋「未来屋書店」で購入した本がこちら。

元博報堂制作部長の高橋宜行(たかはしのぶゆき)さんが、以前出版した同名タイトルの改訂版です。

この方の略歴を見ると、1968年(昭和43年))に博報堂に入社しています。

その頃の日本は1970年に開催された大阪万博に向けて景気がうなぎ上りの頃で

  • 東京タワーの建設が始まる
  • 新聞にカラー広告が出始める
  • テレビのカラー放送が増加
  • ラジオから新聞、テレビへの広告が移っていく

こんなことがありました。高度成長期ですね。もちろん!アラフォー世代の私たちはまだ種もしかけもない頃です。

新聞、テレビ、電車広告、ラジオと広告媒体が注目されて、デザインやアイデアの斬新さがまだまだ新しかった・・時代を作ってきた人でもあります。

博報堂は、電通と並ぶ広告代理店であり電通が体育会系のノリなら博報堂はクリエイティブで個人主義。

昔から個人を大事にすることをモットーとしてきたようです。

 

本の中にも書かれていますが「普通であることの怖さ、目で見る、人間観察の重要さ」というような、知の部分に重きを置いている博報堂のようですね。

この本を読みたいと思ったきっかけは?

店頭で見た時に、まず飛び込んできたのは表紙に書かれた手書きのタイトルでした。

パラパラとめくると、その繊細な手書きレイアウトやページの組み方、手書きとデジタルが融合された構成に圧倒されたのです。

なので、恥ずかしい話・・最初の動機は「手書きレイアウトの参考にしたかった」というだけでした。

内容の面白さに気づいたのは、買ってから数日後のことです。

 

電子書籍、レポート作りに役立つ「手書き文字」の魅力

時間がかかるからってやらない人の方が多い

本の内容も語りたいのですが、それよりも私は高橋さんの書く手書きの図や文字に惹かれました!

 

目次、見出しが全て高橋さんの手書きだったり、文中の重要事項には手書きの罫線が引かれています。

番号付きのリストは、良く見ると2度と同じものが使い回されていません。

読み返すごとに「ここも手書きだったんだ!」という気持ちと、私もレポートや電子書籍を発行しているのでこの手法はぜひ取り入れていきたい!とワクワクしてきました。

世の中では、面倒よりも安くて早くて上手い「吉野家」みたいなビジネスをやろうという人がたくさんいます。

副業だって「明日には10万円が手に入る!」という口説き文句に踊らされて、稼げもしない何の確証もない教材にぽーんとお金を払ってしまう人がたくさんいるのを知っていますし、私も落ちそうになったことがたくさんあります。

 

その中で生き残るのは、日本人が得意とする

「ひとつのことをコツコツ続ける精神力」

「アイデアを更にどうすればいいか考えることができるチカラ」

だと思います。

 

日本て、独自の文化を作るにはすごく時間がかかるんだけど、海外から入ってきた情報や手法を自分たちに合わせていく作業(オリジナルを生む)のは得意だと言うのを聞いたことがありました。

高橋さんの手書きが入るこの「オリジナルシンキング」を読んで私ならこんな本にしたい!と思ったのです。

 

生き方以上の発想は生まれない。人生に山あり谷ありの方が魅力的なワケ

個人の魅力を発揮できるのは、その人が今まで経験してきた人生のすべてだと思います。

この考え方は、私が勉強している「未来型」の考えに良く似ていて、魅力をつくるために努力するのではなくて、その人の過去を見ると個の魅力はたくさんあるよということでした。

そして、私も同じ考えです。

 

デジタルが発達して、どこでもネットで土地の情報も気温も雰囲気も写真・文章で分かる時代になりました。

海外旅行だって、舞台だってレポートを読めば行った「雰囲気」になることができます。あくまでも「ふんいき」なんですよね。

健康で、五体満足なら足を使ってどんどん見に行かなくちゃと思います。

毎日のように「コピーは足で書け」と言われ続けました。銀座にあった会社から、連日、松屋デパートに行き、8階から地下まで降りてくる。全館くまなく歩きまわり、モノを見、人を見、気配を感じ取ってくる訓練でした。

この行動も、好奇心いっぱいで取材することが一番身になるとも語っています。

編集者時代から、離婚を経験したから今がある

社会人になった頃、私も銀座の小さな出版社で編集部員をしていました。

銀座という町、有楽町の駅、東京駅の地下通路、ソニープラザ・・・見るものすべてにワクワクして通勤が楽しかったし、あの頃見た風景は私の中でも財産です。

その後、転職を繰り返して色々な風景をみたから、離婚もしたから私には気づかないほどの経験値がついていて、いまブログという場所で発信することができています。

これが部屋の中だけ、読書もしない、ネットゲームだけの人生だったらきっと叶わなかったに違いありません。

 

まとめ

副業をする、ということよりも「自分のアイデアを発信していきたい人」に是非読んでほしい本です。

  • 発想力を磨くために、どんな視点でビジネスをしていけばいいのか
  • アイデアを作るには多くの情報を視覚化できるような状態を作っておくこと
  • 既存の価値観に新しい価値を付けるにはどんな視点が必要なのか

一人で突っ走ってもアイデアは形にならないし、新しいぞ!すごいぞ!と自画自賛しても共感や、温かみ、信頼感がないと商品として成立できません。

特に、最近の若手クリエーターは熟成期間が短いため、非常に短命だと思います。

アイデアを商品として残していく、買ってもらう、市場価値を付けるためには自分自身と向き合う必要があります。

そこには傲慢な自分も、繊細な姿も全部さらけだして、本当に何がしたいのかを徹底的に洗い出さないとビジネスとしては成長するのが難しい時代です。

 

行動するときには「何が」「なぜ」「どうして」と手書きで書きだしつつ、キャリアプランやアイデアをまとめていけると最高ですね!

 

そんな、多くの気付きをくれた本オリジナルシンキング 増補改訂版でした!

読んでいただきありがとうございましたー!